こんにちはー
今回は三連鶴の花見車(はなみぐるま)の折り方をご紹介します!
連鶴(れんづる)とは、一枚の紙から折る、鶴が2羽以上どこかで繋がっている折り鶴の事です。
連鶴(れんづる)は日本では古くから折られている伝承おりがみです。
1797年(寛政9年)江戸時代に出版された、49種類の連鶴(れんづる)の折り方が紹介されている「千羽鶴折形」という本があります。
この本なんと!現存する世界で最も古い折り紙の本なんだそうです(*゚O゚)ノ
今回ご紹介する連鶴、花見車(はなみぐるま)も「千羽鶴折形」に掲載されている49種類の連鶴(れんづる)のうちの一つなんです。
この連鶴、お母さん鶴が子鶴と手をつないでるみたいでかわいいですよね!
連鶴(れんづる)って他の折り紙と違って、市販の15cm角の折り紙ではなく大きい紙の準備が必要ですよね。
意外とこれってネックじゃないですか、、?
そんな大きい折り紙持ってない、、
手持ちの折り紙を使いたい、、
などなど。
ですので、市販の15cm角の折り紙でも折れる方法も考えてみました!(結構無理くりですがw)
今回製図はもちろん、15cm角、25cm角、A4サイズの三種類の折り紙からの紙の切り出し方も詳しく解説していきます。
今まで大きい紙がなくあきらめていた方も是非チャレンジしてみてください!
折り鶴の折り方を知っていればそれほど難しくはないですよー☆
左から、15cm角、25cm角、A4縦から切り出した折り紙で折った連鶴です☆
三連鶴の花見車(はなみぐるま)の折り方
おりがみ 1枚
(15cm角、25cm角、A4などお好きなサイズでOK)
定規、えんぴつ、カッター、ハサミなど
花見車(はなみぐるま)の製図
これが花見車(はなみぐるま)の基本の製図になります。
紙の縦横比は5:3となりますので折り紙はカットして使用することになります。
cut部分は切り落とします。
紙とのつながり部分は2~3ミリ残してください。
お好みの用紙から定規でサイズを計り、製図を引いてカッターやはさみなどで切り出して下さい。
後半では使用する折り紙ごとに詳しいサイズも紹介していますので参考にしてみて下さい。
花見車(はなみぐるま)の折り図
こちらが花見車(はなみぐるま)の折り図になります。
普段、正方基本形までは四角から折っていく方法で説明していますが、今回は三角から折っていく方法(一番ポピュラーな折り方?!)で説明していきます。
連鶴(れんづる)の場合その方が折りやすいし解りやすいかなぁと思いましたので(^-^*)
それでは折っていきまーす!
[1]点線を谷折りにし三角に折る。
[2]三角をさらに半分に折る。
[3]大きい紙も同様に点線を谷折りにし三角に折る。
[4]三角をさらに半分に折る。
[5]矢印の部分を開き、四角に折る。
こんなカンジです。
[6]この様に折れたら裏返します。
[7]先程と同様に矢印の部分を開き四角に折ります。
[8]これで大きい紙が正方基本形に折れました。
同様に小さい紙も正方基本形に折っていきます。
こんなカンジですね。
この様に折れたら、後は紙が千切れないように気を付けながら折り鶴を折るだけです!
3つのパーツはこの様に繋がっております。
この状態から折り鶴を折れば、羽根で繋がった連鶴になります。
●小さいパーツから折っていった方が折りやすいです!
●ある程度3パーツとも同時進行で折った方が折りやすいです!
では、3パーツとも折り鶴を折っていってください。
折り鶴の折り方が解らない方はこちらで確認をお願いします(*‘∀‘人)
正方基本形からは[7]からです。
↓ ↓ ↓
これで完成でーす! かわいい連鶴が出来ました☆
うまく折れましたでしょうか?
ここからは使用する紙ごとの詳しいカットサイズを解説していきます。
A4縦サイズの折り紙から作る花見車(はなみぐるま)
こちらがA4縦サイズの製図です。
大きい鶴は17.8㎝角なので、市販の15cm角の折り紙よりも大きい鶴になります。
小さい鶴は約6cm角なので、そこまで折りにくくはないと思います。
定規でサイズを計り鉛筆などで製図を引いてカッターやはさみなどで切り出していきます。
こちらがA4縦から切り出した折り紙で折った花見車です。
けっこう大きいです!
全長26cmくらいです(゚∀゚!
A4横サイズの折り紙から作る花見車(はなみぐるま)
こちらがA4横サイズの製図です。
A4横サイズだと2枚取れますね!
大きい鶴は12.6㎝角なので、市販の15cm角の折り紙よりもすこし小さい鶴になります。
小さい鶴は約4.2cm角なので、A4縦の場合よりだいぶ小さくなります。
定規でサイズを計り鉛筆などで製図を引いてカッターやはさみなどで切り出していきます。
25㎝角の折り紙から作る花見車(はなみぐるま)
こちらが25cm角折り紙の製図です。
大きい鶴は15㎝角なので、市販の15cm角の折り紙と同サイズの鶴になります。
小さい鶴は約5cm角なので、これもそこまで折りにくくはないと思います。
定規でサイズを計り鉛筆などで製図を引いてカッターやはさみなどで切り出していきます。
こちらが25㎝角から切り出した折り紙で折った花見車です。
大きい鶴は市販の15cm角の折り紙で折る場合と同サイズなのでおなじみのサイズだと思います。
全長23cmくらいです。
15cm角の折り紙から作る花見車(はなみぐるま)
こちらが市販の15cm角折り紙の製図です。
基本の製図の縦横比は5:3なのですが、この紙サイズで5:3で作ると小さい鶴が3cm角になってしまいます(゚ロ゚;)!
3㎝角はさすがに小さすぎる!という事で、縦横比を4:2にしてみました。
それでも大きい鶴が7.5㎝角、小さい鶴は3.75㎝角と小さめです。。
なんとか市販の15cm角の折り紙で花見車を折りたい!ということで無理くりですw
小さいですがメリットもあるんですよー!
●2枚取れる!
●定規を使わなくても折って用紙を作れる!
定規、鉛筆を使わず用紙を作れるのはけっこううれしくないですか!?
半分と、4等分なので半分におっていけば切り取り線ができますね。
不要な折り線も出来ません。
小さいですががんばって折ってみて下さい!
手のひらサイズでかわいいですよ☆
こちらが15㎝角から切り出した折り紙で折った花見車です。
鶴サイズが1:2なのでちょっと成長した子鶴といったカンジですw
全長13cmくらいのかわいいプチサイズです☆
Thank you for visiting my page.( * ❛ᴗ^ )-☆
コメント